定額給付金

2010.03.17

その他

どこかなつかしい響き・・・ですが、大きな話題になってから約1年が経ちました。私的に忘れないようにとちょっと書いておこうと調べてみました。

定額給付金の総事業費は、
約2兆395億円

そのうち、実際にみんなの手元に届く金額の総額(事業費)は
1兆9570億円
残りの
825億円
は事務手続等に必要な経費とされています。

さて、この財源は特別会計の剰余金いわゆる「霞ヶ関埋蔵金」によって捻出されました。
埋蔵金というと
眠っていたお宝がでてきた!
というイメージとなりますが、実際に余っているお金ではないのです。

この霞ヶ関埋蔵金、ほとんどは国の「財政投融資特別会計」からの財源でまかなわれましたが、この特別会計は平成18年度以降、ある一定の条件下で国債の償還(国の借金返済)にあてていました。

その借金返済を後回しにし、その分を財源にして行われたのが定額給付金なのです。
この定額給付金を行うことによって、毎年800億円ほど借金が増える計算がされています。

身を削るような大判振る舞いをした給付金、どう使いました?
うまく使う方法が結構あったと思います。

私は、普段利用することのできないものに使用しました。ホテルのスイートルームが1泊=1万2000円の定額給付金パックをやっているところを見つけて観光してきました。
普段見られないところをみることができていい経験になりました。

しかし、調子に乗りすぎたか、レストランのクーポンで割引があったにもかかわらず、食事代が部屋代をオーバーしていしまいました・・・。

すこしは景気回復に貢献したと思います^_^;