無駄の効用

2008.09.29

その他

私は無駄が多いと率直に感じています。

同じことを何度も考えてるなら、一度体系化しておけば、必要時にスッと取り出し出来ると長年考えていたのですが、最近やっと精査し出したぐらいで、相変わらず無駄なことをしています。

随分前に、楽天野村監督の本で、無駄には2通りあるという記述があったのを覚えています。

内容はよく覚えていませんが、無駄もその人の気づきによって、有益にも無益にもなるみたいな内容だっと思います。(間違ってたらすみません。)

練習の為の練習はまったく無駄ですが、本番を意識しながら練習を行うのであれば有益になります。

ただ客観的に見ただけだと、どちらも同じ練習にしか見えません。

しかし、どのように感じて物事を行うか行わないか次第で、雲泥の差が出てくる形になります。

当社で、この無駄を有益にする術に長けた優秀なスタッフがいます。

このスタッフは物事の処理方法は最初は私と全く一緒なのですが、いつの間にか無駄を省き自分流に加工して、処理速度や確実性を雲泥の差に高めています。

※自分も見習えばよいだけですが...

上記事例からも、無駄が存在することは決して悪いことではなく、無駄を省きいかに有益にするかを考える機会を与えてくれます。

しかし、繰り返しですが、無駄もそれをどう感じるかが肝要です。

私もこのスタッフのようになる為には、今の2倍も3倍も努力しなければなりません。

また、このような姿勢を早く当社文化にしたいと考えています。