インサイトシステムでは、FileMakerによるシステム開発も行っています。
今回、FileMaker Pro 18の印刷不具合を確認したので紹介致します。
Windows10でバージョン21H1、OSビルド19043.1586以降だと、印刷設定が正常に認識されない不具合が発生するケースがあります。
具体的には印刷設定ステップのプリンタの設定認識においてレスポンスが極端に劣化します。
最初はプリンタもしくはネットワーク障害かと思い諸々調査しましたが、結局Windowsアップデートに起因してることが判明しました。
対応として印刷設定ステップで設定を再認識させればよいのですが、印刷スクリプトが多岐に渡る場合、再認識作業はかなりの労力が必要です。
また、せっかく再認識させても次のWindowsアップデートが2次不具合につながる可能性も否定できません。
となると、Windowsアップデートで修正パッチが配付されるのを待つしかありませんが、修正パッチの配付自体が不明です。
結論としては、当面は修正パッチが出るのを待つのがよそそうですね。