頭使う

2010.02.17

その他

先日、父方の叔父と初めて飲む機会がありました。

我が一族は、酒は強い方ですが、この叔父も75近いのに、まあーよく飲みます。

そこで、面白い話しを聞かせてもらいました。

 

叔父は、造園業を営んでいたのですが、昔は、

あえて汚れた作業服に着替え、夜の新興住宅街へ飛び込みセールスをしたそうです。

昔は家は建てても庭づくりは別になっていたそうで、当時は

造園業の営業マンがスーツで昼間に営業をするのが一般的だったとのことです。

 

で、叔父のセールスの結果は?

面白いように契約がとれたそうです。

理由は、営業マンは顧客が警戒してしまうが、

どうみても、ずぼらな庭師のおじさんだと親近感がわき、

直接取引なら安いのでは?、同情を買うという2つの心理が働くからだそうです。

むろん、叔父のキャラクターがあってこそだと思いますが、

結局、丁寧な仕事をすることにかわりはないわけですから、御客さんも大満足でしょう。

 

頭使う。

決して難しいことではないですよね。